本年は、シューマン生誕二百年記念にあたり、多くの作品を演奏させて頂く機会に恵まれましたが、そのアニヴァーサリーイヤーを締めくくるコンサートです。シューマン「歌の年」より、傑作の数々を堪能頂ける豪華なプログラムでコンサートをお届け致します。福岡ゾリステンのメンバーと有志の皆さんが、リートに関する日々の研究の成果を披露されます。歌曲伴奏について様々なアドヴァイスを頂き、親しくさせて頂いているバリトン歌手の原尚志さんとの共演です。

ドイツ歌曲を極めたシューマンの作品を中心に、シューベルトやブラームス等の歌曲をご紹介するリーダーアーベントです。ピアノパートを、単に脇役としての伴奏にとどまらせる事なく、作品の本質要素として芸術的なレヴェルにまで到達させ、歌との密接な融合をはかったシューマンの傑作「詩人の恋」を、東京藝術大学大学院在学中で、既にソリストとして活躍されている、若手バリトン歌手の横山浩平さんとの共演で演奏致します。