えっ？こんな場所でコンサートが？　まさに読書の秋、そして芸術の秋に相応しい空間での演奏会に、この度出演させて頂く事になりました。主催の館長ご自身もチェロを嗜み、クラシック音楽をこよなく愛しておられる方ですが、より幅広い層の市民に図書館へ足を運んでもらいたいとの考えから、こちらのコンサート・シリーズを企画されました。演奏会は、毎回様々な楽器構成で開催され、いつも楽しみにしておられるリピーターのファンの方々も増え続けているそうです。こうして、音楽をより身近に感じて頂ける機会が公共的スペースにあるというのは、大変理想的な事であると感じます。お客様と演奏者の大変親密な距離の中で行われる当夜のコンサートは、まさに「シューベルティアーデ」の実現そのものではないでしょうか。心がほっこりと温かくなる様な夕べのひとときを、皆様と分かち合う事が出来ましたらと願っております。