コラム

新年の抱負ー「幸福」について考える事

年が明け、新年がスタートしました。
皆様は、今年の抱負について、もうお考えになられましたか?

私は、毎年何かしら目標を打ち立てるのですが、いつも人の為に出来る事、そして自分自身の為にする事、この二つを考えます。

2012年は、まずチャリティー活動を充実させる事。
イギリスで暮らしていた頃は、冬になると、よく好きで通っていたベーカリーで、鴨のローストとクレソン、そしてラズベリージャムの入った、スペシャルサンドイッチをいつも購入していました。
理由は、購入金額のうち、1ポンドの半分程でしたが、それが孤児やホームレスの人々の為に、自動的に募金されるというシステムになっていたからです。
そして、友人にもよく誘われて、ロンドンや郊外でチャリティーコンサートのお手伝いをしておりました。
日本でも、もっとこの様に、生活の身近な所で、慈善活動が可能になれば・・・ と現在、アイデアを絞っている所です。

「飢えた子供を目の前にして、文学は何が出来るのか」

これは、サルトルの有名な言葉ですが、文学を音楽という言葉に置き換えてみても然りです。

しかしながら、音楽を必要とする方が、おられる事は事実です。

私も、いつの日か、演奏をお聴き下さった方が、「この世に生きている事は、まんざら悪い事でもない」と思って頂ける様な演奏を、偉大な音楽の力を借りて、お届け出来たらと願っております。

そして、二つ目の、自分自身に出来る事は、幸福について追求する事。
相対評価ではなく、絶対評価での、幸福という事についてです。

人は、他人と比較する事から不幸が始まるという教えが仏教にありますが、真の意味でひとりひとりにおいての幸福は、異なるのが当然の筈です。

今年は、沢山の「幸せ」について、音楽を通じて追い求めて参りたいと考えております。

塩見 貴子

2012.01.06 19:35

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