A Happy New Era!
本日をもって、平成に幕が下ろされ、明日から新しい令和の時代が到来します。
“令和” の語源になった万葉集の歌が作られた大宰府の小さな神社では、大晦日に新しい年を迎える様な気持ちで一夜を過ごそうと、大勢の参拝者が訪れているそうです。
先日行われた川棚・コルトー音楽祭で、素晴らしい演奏を披露して下さったジェラール・プーレ先生との終演後のお話では、自然と改元が話題に上がりました。欧州の人々が、日々の暮らしに西暦のみを用いるとしても、先生は一年の半分を日本で過ごされるため、決して遠いよその国の出来事として傍観はされていない様に見受けられました。
私は、令和の言葉の意味等についてお話ししましたが、やはり一番関心を持たれてお聞きになったのは、ゴールデンウイークが10連休になるという、この度だけ特別に与えられた贈り物の様な休暇について、お伝えした時でしょうか。バカンス大国であるフランスからいらした先生は、驚かれながらも、大変嬉しそうに微笑んでいらっしゃいました。
さて、現在の日本は、経済や医療の問題が山積しており、解決への道を模索しつつ、もう逃げられない所まで追い詰められている状況にあるというのは事実です。少子化が進み、これから何を頼りにして生きてゆけば良いのか、そして日本の未来は誰が支えてくれるのだろうと、不安もいっそう大きくなるのは当然ではないでしょうか。
ただ、10代や20代の学生達と接していますと、バブルの時代の若者には多く見られた底抜けの明るさや、人目も憚らず行われるパワフルな言動、また根拠のない自信に満ちあふれた姿を目にする事はありませんが、しかしながら、SNSを駆使する彼らは賢く、また周囲の人々との調和を重んじられる穏やかさを持ち、更には心の内に秘めた、決して表には出さない、人間としての強さや、野望さえ持っている事が分かります。
様々言われてはいますが、彼らを信じて未来の日本を託す事は出来る様に思われるのです。
これからの新しい時代は、日本という国が衰退してゆく事なく、少しでも前進が遂げられる様、過去に例を見ない現状は打破し得る事を願いつつ、平成最後の日を過ごし、令和を迎えたいと考えております。
“令和” の語源になった万葉集の歌が作られた大宰府の小さな神社では、大晦日に新しい年を迎える様な気持ちで一夜を過ごそうと、大勢の参拝者が訪れているそうです。
先日行われた川棚・コルトー音楽祭で、素晴らしい演奏を披露して下さったジェラール・プーレ先生との終演後のお話では、自然と改元が話題に上がりました。欧州の人々が、日々の暮らしに西暦のみを用いるとしても、先生は一年の半分を日本で過ごされるため、決して遠いよその国の出来事として傍観はされていない様に見受けられました。
私は、令和の言葉の意味等についてお話ししましたが、やはり一番関心を持たれてお聞きになったのは、ゴールデンウイークが10連休になるという、この度だけ特別に与えられた贈り物の様な休暇について、お伝えした時でしょうか。バカンス大国であるフランスからいらした先生は、驚かれながらも、大変嬉しそうに微笑んでいらっしゃいました。
さて、現在の日本は、経済や医療の問題が山積しており、解決への道を模索しつつ、もう逃げられない所まで追い詰められている状況にあるというのは事実です。少子化が進み、これから何を頼りにして生きてゆけば良いのか、そして日本の未来は誰が支えてくれるのだろうと、不安もいっそう大きくなるのは当然ではないでしょうか。
ただ、10代や20代の学生達と接していますと、バブルの時代の若者には多く見られた底抜けの明るさや、人目も憚らず行われるパワフルな言動、また根拠のない自信に満ちあふれた姿を目にする事はありませんが、しかしながら、SNSを駆使する彼らは賢く、また周囲の人々との調和を重んじられる穏やかさを持ち、更には心の内に秘めた、決して表には出さない、人間としての強さや、野望さえ持っている事が分かります。
様々言われてはいますが、彼らを信じて未来の日本を託す事は出来る様に思われるのです。
これからの新しい時代は、日本という国が衰退してゆく事なく、少しでも前進が遂げられる様、過去に例を見ない現状は打破し得る事を願いつつ、平成最後の日を過ごし、令和を迎えたいと考えております。
2019.04.30 23:25
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