コラム

謹賀新年ーかたつむりのペースで進みながらー

新年明けましておめでとうございます。
全国的に暖冬とも言えるのでしょうか、年始は比較的暖かく、過ごしやすい三が日でした。

いつも大変拙いコラムですが、お時間の許す際にどうかご覧頂いて、本年もまたご感想等をお寄せ下さいましたら、嬉しく幸いに存じます。
多くの皆様にサポートを頂けましたら、心強く有難く思っております。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、早速ですが、年頭の恒例行事である「新年の抱負」について、皆様はもうお考えになりましたでしょうか?

きっと計画倒れに終わるので、公言してもあまり意味がない… と感じておられる方も多いでしょうが、何か実行したいと思い立った際には、周りの人に言う事で、その行為による責任感が生まれますから、まずは言い放ってしまう方法が、恐らく功を奏する様に思われます。

私は…
「昨日の自分を振り返り、今日はその自分を乗り越えて、また一歩成長する」

その様な、かくも美しく厳しい目標を掲げてみようかしらと考えましたが、しかしながら、これでは少し生き急いでいる感じがして、自分を追い詰めて、必要以上に焦りながら、日々を送るイメージが沸いてしまいます。

ならば、拙作ですが、次の箴言を掲げるのは、如何でしょうか…
「例え、かたつむりのペースで進んでも、前進は前進である」

自身としては、しっくりきましたので、こちらを2017年の小さな目標として掲げたいと思います。

因みに、“かたつむりのペース”とは、私の好きなフランス語の表現ですが、もし日本語に訳すならば、“のろまのカメの様なスピード(速さ)”という意味にでもなるでしょうか。
かたつむりの方が、一層動きも緩慢で、実際に動いているのかどうか、静止している時と見分けがつかない程ですが、その行動の様子はまるで完璧な個人主義者の如く、本人の堅い意思を貫いている様にも(?)見受けられます。

とりわけ、興味深いと感じるのは、フランスのかたつむりも、日本のカメ(すっぽん)も、両国において普段食する事は滅多にないのですが、特別な機会ではごちそうとして食卓に上がる、貴重な食材であるという点です。
人々の生活において身近な存在であり、或る意味では生活を支えているが、しかしながら尊い生き物であるという例えなのかもしれませんね。

日々のひとときを丁寧に味わい、大切に過ごしながら、そしてかたつむりの様にマイペースでも一歩一歩前に進むべく、本年も自らの在り方というものについて考え、答えを探し求めてゆけたらと願っております。

塩見 貴子











2017.01.03 23:55

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