コラム

未知への探求を続けて

一年が経つのは早いもので、今年も残す所、あと僅かとなりました。
今年を振り返り、皆様にとってどの様な一年でしたでしょうか。

曲がりなりにも、年を重ねますと、自分自身の安心出来る場所が分かり、しっくりとくるいわば定位置の様なものが何処であるのかが見えてきて、またあらゆる事柄に関して自らと居場所というものも決まってくる様に感じます。
そして、その心地良さからなかなか出ようとはせず、(或いは不満に感じる人はしぶしぶ妥協して)その場に安住してしまいがちです。

物事の選択を行う際も、極力リスクを避けながら慎重に行い、そして好ましい事も、またそうでない事も、新しい事を“受け容れる”気持ちが、徐々に小さくなりやすくなってしまうのではないでしょうか。

その様な中で、やはり新しい人や文化等との「出合い」がもたらすものには大きな価値があり、だからこそ掛けがえのない貴重なひとときは、宝となるのですね。
それが、もし偶然の機会によって出合えたとするならばーまさに天から与えられた贈り物の様にー、未知について、今度は自身が体験して智を得るという、素晴らしい恩恵を受けられる訳です。

来る年も、正しい意味で安住する事なく、新しい何かに挑戦して、そして心が錆びつく事のない様、常に感性を磨いて、少しでも日々を輝かせていられたらと願っております。
今年も応援下さった多くの皆様に、心より深謝申し上げます。
新年が希望にあふれる素晴らしい年となります様、お祈り致します。

塩見 貴子

2016.12.31 22:16

夢が丘中学校・全校生徒の皆さんへ(その2)

夢が丘中学校・全校生徒の皆さんへ

皆さん、こんにちは。
担当の先生より、先日のレクチャーコンサートで寄せてくれた皆さんの感想文をお送り頂きました。
ひとりひとり心の込められた文章を、有難く大切に読ませて頂きました。
たくさんのあたたかい励ましのメッセージを、大変嬉しく感謝しています。
クラシック音楽の生のピアノ演奏に初めて触れた人、また自分や兄弟がピアノを習っていてよく知っている人も、音楽の持つ計り知れない魅力について、少しでも知ってもらえたならば、心から幸いに思います。

演奏曲目の中で、一番皆さんが楽しんで聴いてくれて、当日の人気となった作品は、モーツァルトの「トルコ行進曲」でした。
クイズにも出てきましたが、興味を持った人は、全く違う雰囲気の音楽のベートーヴェンの方とも、ぜひ聴き比べてみて下さいね。

では、これから年の瀬も近づいてきますが、そのベートーヴェンの傑作のひとつである交響曲「第九」にもどうか挑戦して、(かなり長いですが!)全曲を通して鑑賞してみる事をおすすめしたいと思います。
日本では、年末になると全国のコンサートで「第九」がひんぱんに演奏される様になりますが、では何故その様な習慣ができたのでしょうか? 皆さんもどうぞ考えてみて下さいね。
答えは、また次のレクチャーコンサートの機会に…(?)、お知らせできたらと願っています。

寒い日が続きますが、インフルエンザやかぜ等にはくれぐれも気をつけて、元気に毎日を過ごして下さいね。

塩見 貴子



2016.12.19 22:55

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