コラム

“言葉の旅”-今年一年を振り返って

今年も残り僅かとなりましたが、皆様にとりましては、どの様な一年でしたでしょうか。

私自身は、改めて振り返り、様々な方との出会いを宝の如く感じた、貴重な年となりました。

こちらが質問をさせて頂き、またお話を伺う中で、人生の指針となる素晴らしい助言や、哲学的なメッセージを頂戴し、会話という手段のコミュニケーションでしか得る事のない、まさに生き生きとした言葉を贈られる大きな喜びを感じました。

人と人とが対峙する上で、相手の何かしら発信するエネルギーを受け、また同時に互いが持つサイエンス(知識)を交換し共有するという事は、心が熱くなるひととき、そして双方へのエモーションを産み出します。

古代の哲学者であるソクラテスが愛した様に、対話による知的探求における“言葉の旅”は、予想もつかない所へ私たちを導く時さえありますが、やはりそれを行える事自体が、人間が言語を使う唯一の生き物として、最大の特権とも言えるべきものではないだろうかと考えております。

相手の“姿が見えない”、また“本当の心をよく理解できない”というメールでのやりとりが昨今の主流にある中で、例えそれが対立を生む議論であったとしても、会話により言葉をその場で受ける、そして返す事の行為の深い意義、そして重要性を、現代に生きる者としてひしひしと感じます。

さて、来る年は、またどの様な方々と“言葉の旅”を一緒に享受させて頂けるでしょうか。
今から大変楽しみにしております。

今年も沢山の方々に、温かい励ましのメッセージ、そしてご支援を頂きました事を心より感謝申し上げます。
新しい年が皆様にとりまして、希望あふれる年となります様、お祈り致しております。

塩見 貴子



2014.12.31 13:55

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