コラム

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

元日から、石川県能登地方においては大地震に見舞われましたが、自然災害の非常な恐ろしさや、人々が対峙しなければならない現実の過酷さに、身が引きしまる思いが致しました。
地震や津波は全くもって他人事ではなく、あらゆる都道府県の、自らの住まいのある地域において、今ではないかもしれずとも、未来には災害が発生し得る事を前提に、暮らしてゆく必要性があると改めて感じました。

昨今では、災害の予測がAIによって可能になるという事も言われ、期待される様になりましたが、想像するほど上手く運ぶものではなく、結局はひとり一人ができる防災・減災対策を講じる事でしか、自然と共生する術はないのかもしれません。

感染症にしましても、予測が困難であり、これからまた何が起こるのかという未知への恐怖は計り知れないものがありますが、それでも人々は叡智を結集し、その時にできる最善の方法で、禍いに対処してゆく事がいつの時代にも求められています。
Hope for the best, but prepare for the worst...

塩見 貴子

2024.01.05 23:15

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