人の体の3分の2は水でできている
毎日うんざりする様な猛暑が続いていますが、汗かきの私は、一体どのくらいお水を飲めば足りるのだろうかと思うほどに、体内の水分を全て排出している様な気がしています。
基本的には、糖質ゼロ、カロリーゼロの飲み物しか口にしませんが、定番のミネラルウォーター、麦茶、烏龍茶に加えて、とりわけ炭酸水をよく好んで飲みます。
(無果汁というのが少し残念ですが)アップルソーダやレモンソーダ、そして純粋なお水だけのソーダ水はもちろんの事、今では「何でもゼロ」のドリンクは様々な種類やフレーバーがあって、飽きずに楽しめる所が良いですね。
6月に或るヨーロッパの医学学会のレクチャーを聴かせて頂いて学びましたのは、欧米に存在する種々のミネラルウォーターに含まれている成分には、れっきとした違いがあり、例えばカルシウムが最も多く含まれているのはイタリアのサン・ペレグリーノで、骨密度が減少してくる中年以降の人には大変向いている炭酸水であると、オーストリアの講師の先生は仰っていました。
また、我が国の緑茶は抗炎症作用があるので、健康維持のために推奨される飲み物であるとも述べられていました。
サン・ペレグリーノは、ペリエより優しいテクスチュアで、強過ぎず弱すぎず、ほど良い炭酸が特徴であり、どの国の料理にも良く合うので、私はレクチャーを聴く以前から好んで愛飲しています。(そのお陰でしょうか… 道で転び、派手に脚や腕を打ちつけても、未だ骨折というものを一度も経験した事がありません。)
以前、こちらのコラムにも書かせて頂きましたが、ヨーロッパでは炭酸水は消化を促す作用を持ち、食欲不振にも効果があると考えられています。確かに、食べ過ぎや胃もたれ等で不調を感じる際に、飲むと改善が得られる様な気がします。
また、英国ではスーパーマーケットで気軽にティーバッグが手に入る緑茶ですが、おそらくフランスでは(少なくとも私が住んでいた時代には)なかなか簡単に手に入るものではありませんでした。
現在はそうした状況も、日本食の人気に伴い変化しつつあるのでしょうが、例えばパリから来日された演奏家の通訳を行う折に、ミネラルウォーターの代りに、少しだけ抹茶を含んだ伊右衛門の緑茶を休憩時間に差し上げたり、ご家族へのお土産にと言ってプレゼントすると、向こうではめずらしいからと仰って、大変喜んで下さいます。
上記以外の飲み物では、マリアージュ・フレールのマルコ・ポーロを好み、甘い香りを楽しみながら、それを冷やして飲んだり、カフェインレスのフジヤマも、すっきりとした、なかなかのお味の緑茶です。
人の体は、余計な水分を排出する方が、節約して使うよりも容易であると言った構造をしており、健康な方にとり、過ぎたるは… とは決してならず、夏の間はむしろ多めにお水を飲むくらいがちょうど良いそうで、1日に少なくとも2リットルは摂取するのが望ましいとの事です。
2リットルどころか、少し動いただけでも汗が出る様な酷暑を乗り切るには、炭酸水の源泉のすぐそばにでも住みたい様な(?)気持ちにさえなってきます。
読者の皆様も、暮々も熱中症対策をしっかりとなさられて、どうぞお過ごし下さいませ。
基本的には、糖質ゼロ、カロリーゼロの飲み物しか口にしませんが、定番のミネラルウォーター、麦茶、烏龍茶に加えて、とりわけ炭酸水をよく好んで飲みます。
(無果汁というのが少し残念ですが)アップルソーダやレモンソーダ、そして純粋なお水だけのソーダ水はもちろんの事、今では「何でもゼロ」のドリンクは様々な種類やフレーバーがあって、飽きずに楽しめる所が良いですね。
6月に或るヨーロッパの医学学会のレクチャーを聴かせて頂いて学びましたのは、欧米に存在する種々のミネラルウォーターに含まれている成分には、れっきとした違いがあり、例えばカルシウムが最も多く含まれているのはイタリアのサン・ペレグリーノで、骨密度が減少してくる中年以降の人には大変向いている炭酸水であると、オーストリアの講師の先生は仰っていました。
また、我が国の緑茶は抗炎症作用があるので、健康維持のために推奨される飲み物であるとも述べられていました。
サン・ペレグリーノは、ペリエより優しいテクスチュアで、強過ぎず弱すぎず、ほど良い炭酸が特徴であり、どの国の料理にも良く合うので、私はレクチャーを聴く以前から好んで愛飲しています。(そのお陰でしょうか… 道で転び、派手に脚や腕を打ちつけても、未だ骨折というものを一度も経験した事がありません。)
以前、こちらのコラムにも書かせて頂きましたが、ヨーロッパでは炭酸水は消化を促す作用を持ち、食欲不振にも効果があると考えられています。確かに、食べ過ぎや胃もたれ等で不調を感じる際に、飲むと改善が得られる様な気がします。
また、英国ではスーパーマーケットで気軽にティーバッグが手に入る緑茶ですが、おそらくフランスでは(少なくとも私が住んでいた時代には)なかなか簡単に手に入るものではありませんでした。
現在はそうした状況も、日本食の人気に伴い変化しつつあるのでしょうが、例えばパリから来日された演奏家の通訳を行う折に、ミネラルウォーターの代りに、少しだけ抹茶を含んだ伊右衛門の緑茶を休憩時間に差し上げたり、ご家族へのお土産にと言ってプレゼントすると、向こうではめずらしいからと仰って、大変喜んで下さいます。
上記以外の飲み物では、マリアージュ・フレールのマルコ・ポーロを好み、甘い香りを楽しみながら、それを冷やして飲んだり、カフェインレスのフジヤマも、すっきりとした、なかなかのお味の緑茶です。
人の体は、余計な水分を排出する方が、節約して使うよりも容易であると言った構造をしており、健康な方にとり、過ぎたるは… とは決してならず、夏の間はむしろ多めにお水を飲むくらいがちょうど良いそうで、1日に少なくとも2リットルは摂取するのが望ましいとの事です。
2リットルどころか、少し動いただけでも汗が出る様な酷暑を乗り切るには、炭酸水の源泉のすぐそばにでも住みたい様な(?)気持ちにさえなってきます。
読者の皆様も、暮々も熱中症対策をしっかりとなさられて、どうぞお過ごし下さいませ。
2024.08.31 23:20
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